『梟』と呼ばれる美貌の奴・真雉の自傷をきっかけに、薬師の一鶴、上忍の燕次の過去が暴かれる。

松原一鶴(まつばら いっかく)
忍の里で薬師をしている。
穏やかで物静かな男。
川名燕次(かわな えんじ)
里の評定衆の一家・川名の当主。
人間不信気味で疑り深い性格。
真雉(まきじ)
「フクロウ」と呼ばれる忍。
燕次の元で思いつめるあまり自傷にいたる。
沢島雁介(さわじま がんすけ)
一鶴の親友で、燕次に仕える中忍。
主に潜入の任を負う。
松原鴻安(まつばら こうあん)
一鶴の義父であり、師。
里で薬師をしている。弟子として他に鵑七(けんしち)・つぐみがいる